humanoidgirl’s diary

好きなことを書いてる女子大生

ファストファッションはなぜあんなに安価なのか。その裏側を今すぐに知ったほうがいい。

ユニクロやGU、ZARAH&Mなどのファストファッション
1度は購入したことが人がほとんどだと思います。
私も、前の記事でGUの服を購入して、安いのにかわいいと喜んでいました。
humanoidgirl.hatenablog.com

しかし、なぜこんなにもファストファッションは安いのかは疑問に思いつつも、ちゃんとわかっていませんでした。

そもそも、ファストファッションの服は一体どこでだれが作っているのか

「低賃金で成り立つ国(発展途上地域)」です。
特に低賃金の国で世界中のブランドから拠点に置かれているのはバングラデシュ。衣類を生産する何百万人の労働者がいるといいます。

彼らは厳しい環境下で、衣類の大量生産を要請されているけれども、それに見合った賃金をもらえていないのです。

6年前に起きたこの事件を知っていますか?

2013年4月24日、そのバングラデシュの首都ダッカで8階建ての商業ビルで縫製工場などが入居するラナ・プラザが崩壊し、1,100人以上が犠牲となった事件。
本来は工場ではなく商業施設として建設され建物で、基準を満たさない鉄筋やレンガが違法に設置された大型発電機などの振動に耐えられなかったと報告されています。

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縫製工場の労働者は、ビルが崩壊する前から建物の壁にひびが入っていることに不安を感じ、責任者に訴えていたらしいのです。
しかし、労働者たちの訴えは無視され崩壊直前まで労働を強要されていたのです。

バングラデシュの縫製をおこなう女性はこのように訴えています。
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「血塗られた服」は着て欲しくない。
彼女は1児の母であり、毎日早起きして工場に行き、朝から晩まで低賃金できつい労働をこなし、"安い"服を生産しています。彼女は子どもには年に1~2回しか会えません。

バングラデシュでは、よく自分の子供を地元にはとどまらせず街へ送り出し、自分たちが働いたお金を仕送りしているそうです。
理由は、子供が自分と同じような労働をさせたくないからです。

これは一例ではありますが、彼女たちのような厳しい環境下で、基本的な人権も危ぶまれて、生活できるか否かのレベルの賃金しかもらえていない労働者のおかげで、私たちは安く洋服を購入できているのです。

このような真実を知って、皆さんは現代のファッションについてどう考えますか?

安いからと言ってたくさん服を購入することは価値のあることなのでしょうか。
私は、「安い」という目の前の利益ばかりをみて、たくさん買ってしまっていたことを深く反省しました。
洋服を選ぶときに、どこに注目して選ぶか。それが大切なポイントだと思います。

洋服だけではありません。
モノを買って消費する前に、すべてのモノには多くの人の手がかかわっているということを意識しながら、物を購入するか否かを決めれば、私たちは目先の利益だけを考えずに済むことが出来るのではないかと私は思っています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました