一瞬の幸せを選んでよかった。瞬間を懸命に生きること。
かなり長文です、、、ご了承ください、、、
前々回の記事にも書いたことだが、一応最初から簡単に説明したい。
わたしは19歳の時から遠距離で付き合っている8個上の彼氏がいた。
わたしは東京、彼は富山に住んでいる。
わたしは現在23歳大学生。彼は31歳理容師をしている。
そんな私たちは今年の6月に別れた。
約4年弱ともに過ごし、築き上げた関係も、たった30分ほどの電話で壊れてしまった。
わたしは2022年に社会人になる予定なので、そろそろ将来のことを大まかに考えていかなければならないとき。
このまま付き合うとなると彼と結婚する可能性も高くなる。
彼との結婚はとてもしたかった。
でもこの先自分は東京ではなく、彼のいる富山に行くことになるのだろうか。
それとも彼は東京に来てくれるのだろうか。
でもそうなると彼が今いる職場を辞めなけれ
ばいけないリスクがでる。
となると私が富山に行くのだろうか。
しかし東京生まれの私からは富山の暮らしは想像もつかなかった。
そうして将来のことでもやもやとした気持ちのまま、3月を最後にコロナで会えなくなってしまった。
この先いつ会えるのかわからない不安と将来の不安で押し潰され、自分の中でキャパオーバーになってしまい、ついに私は6月初めに電話で別れを告げた。
電話越しで彼が激しく泣いていたのを今でも鮮明に覚えている。
その後私は、将来のことを考えてこれでよかったんだと思う気持ちと、
好きなのに別れる辛い気持ち、
どうして別れるって言ってしまったんだろうという後悔の思いで
食欲不振にもなり、体重が10kgも落ちてしまうほど情緒が不安定になった。
そんな逃げ出したい現実の中、新しい彼氏ができた。
は?!もう?!意味わからないわあって思っているそこのあなた、、判断正しいと思います笑
私も今この冷静で安定した気持ちならそんな事はしなかったと思う。
でもその時は、心が不安定で弱っていたせいか判断が鈍っていた。
この弱った心の私にアプローチして、付き合った新しい彼氏。
その新しい彼氏は2個下の東京に住む男の子だった。
遠距離だった時よりも、会う頻度はかなり多かった。
新しい彼氏も頻繁に連絡してくれたり、会ってくれたりと大切にしてくれるのが伝わってきた。
もちろん私も新しい彼氏が好きだった。
けれど、その好きは今思えば純粋な好きではなく、寂しさや弱った心の安定をはかってくれる対象という好きだったのかもしれない。
なぜそう思ったかというと、1人でいる時にずっと心が不安定だし、しんどかったから。
もちろん新しい彼氏といる時は楽しかった。
けれどどこか寂しくて、辛くて、前の彼氏をふと思い出しては後悔が頭をよぎる毎日だった。
でもだからといって、その時は新しい彼氏と別れて前の彼氏と寄りを戻す気にはなれなかった。
自分から振ってしまったというのも大きな理由の1つだが、
何よりまた将来の不安を感じてしまうだろうと思ったからである。
今は幸せでもその先は幸せなのだろうか。
先のことばかりを考えてしまう。
しかし時間が過ぎていくにつれてどんどん前の彼氏に会いたいという気持ち、もう一度やり直せたらという願望が強くなっていった。抑えても抑えても無駄だった。
こんな気持ちのまま今の彼氏と付き合うのは良くないと思い、
結果私は、新しい彼氏に電話で別れを告げた。
別れる理由(元彼が忘れられない)は口が裂けても言わなかった。
なぜかというと、ちゃんと好きという気持ちの期間があったから。
だから本当の理由を言ってしまったら、ずっと好きな気持ちはなかったのかと誤解を受けてしまう可能性があるし、相手を深く傷つけることはしたくなかった。
かなり理由を濁して別れたのに思ったより彼はすんなり納得してくれた。
もしかしたら彼は私の本当の気持ちに気付いていたのかもしれない。
気持ちというものはどんなに隠していても誤魔化せないのかもしれないな。
その後しばらくして
私は4年弱付き合っていた彼氏に連絡した。
今は昔と違ってSNSがあって良かったと心から思う。簡単にこうやってまた連絡できるのだから。
もう呆れられて連絡を返してくれないかもしれない。私はそれくらいされて当然の行為をしたのだから。その覚悟と共に返事を待った。
それからありがたいことに返事をしてくれたのだ。
そしてわたしは彼に電話でもう一度告白をした。
やり直すのではなく。
もう一度初めから関係を築いていきたいと伝えた。
彼の返事は、
どうしたらいいかわからない。
だった。
気持ちは嬉しいけど、付き合っていいのかわからない。
そして、もう一度付き合いたいと思わせてほしい。誠心誠意を見せて欲しい。
そう言われた。
LINEや電話だけだったら限界がある。伝わらない。
そう思った私は次の日、
急遽新幹線で朝から富山へ彼に会いに行った。
その時の私は、かなり捨て身の覚悟でどんな結果になっても受け止めようと思っていた。
何が1番嫌かって、
後悔することだった。
未来がどうなるかわからないし、この先また付き合っていた時の不安が押し寄せるかもしれない。
でもここで何にも動かないで後悔するのだけは1番嫌だった。
好きだという事実。一緒に今を生きたいという気持ちが強くあったから。
将来の不安より、今!この瞬間の幸せを選んだのだ。
どうせいつかはみんな死ぬんだし、どうせ永遠の幸せを願うのは無理な話だと思った。
そうだと思ったら、一瞬の幸せを選びたかった。この瞬間でも彼と居たいと強く願って会いに行った。
無事会いに行けて私なりの想いはしっかり伝えられたと思う。
その日私は終電で東京に帰った。大忙しである。
若干疲れてはいたけど、それがむしろとても心地よかった。
かなり瞬間を懸命に生きている実感があった。
そしてどうなったかというと、、
現在私は無事彼に想いが伝わり、もう1度初めからお付き合いすることになった。
わーーい!!
この先付き合っていく中でまた障害はたくさん起きると思う。
けれど
いま共に生きたいのは誰か。
今一緒に居たいのは誰なのか。
私は今の私の気持ちを大事にしたい。
突然行った富山から東京に終電で帰る直前、
彼は私に
「どうして自分のところにまた戻ってきてくれたのか。」
そう言ってきた。
その時私は答えられなかったが、今答えたい。
今という時間をあなたと一緒にいたい。
あわよくばこの先もあなたと一緒にいたい。
今の私がそう強く言っているから。
今を大切に懸命に生きていきたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。🥺