humanoidgirl’s diary

好きなことを書いてる女子大生

ゴッホ展


ずっと行こうと思ってた上野の森美術館
ゴッホ展に1人で行ってきました🚶‍♂️
無知で来てしまったし、ちゃんと理解を深めながら見たいなと思ったので、音声ガイドをつけてしっかりこの目に焼き付けて鑑賞しました😼

ゴッホといえばひまわりやグルグルした模様のイメージしかなかったので、グルグルした模様とかの絵でいっぱいなのかと思いきやそうではありませんでした。
ゴッホの画家としての人生が10年間しかなかったことにはとても驚きました。
27歳から画家を志して37歳で死去しています。10年で油絵約860点、水彩画約150点、素描約1030点も描いたそうです、!!
とんでもない量だ、、、

しかし彼が生きていた当時はなかなか認めてもらえなかったそうです。

彼の生涯をさっくりまとめると
1853年オランダ北部のズンデル村に牧師の子とて生まれる(その後、弟、テオが生まれる)

社会下層の人々を救おうと牧師の道を目指すが気性の激しさが原因で挫折

27歳から画家を目指し、初めは故郷の風景や貧しい農民の生活を描き出す

1886年、画商をしていた弟テオのパリの家に潜り込む。

パリで印象派の画家たちや日本の浮世絵に影響を受け、さらに自身の作品を作り出していく。

その後、彼の気性の激しさから周囲と何度も衝突し、唯一同居してくれた画家仲間のゴーギャンとも耳切事件で破綻する。

精神を病んだゴッホは精神病院へ

治療を受けながら多くの名作品を残す

90年に退院するが、銃による自殺を図り、翌日死去

この生涯を知りながらゆっくり作品を眺めていきました。
絵の知識が全くない私がじっくり観察して感じたことは、すごく厚塗りのものが多くて濃い色を混ぜることなくきれいに調和してたことです。それと基本的に絵の周りを濃い色で縁取るのが好きだったのかなと思いました。絵に詳しい方がいたら教えてください笑
100年以上も前に描いた作品なのにすごく絵に力強さを感じて感動しました。
天才てすごいな。。。

たくさんの作品の中で特に気に入った絵をポストカードで購入したので紹介しますね!
知識は全くないので、違うでしょと思っても許してください笑笑

1.「器と洋梨のある静物」1885年

この頃のゴッホの作品はあまり色鮮やかではなく、暗めの色が多かったです。
人物よりも果物などの食物の絵が多く、その中でもこの絵の不格好な洋梨は、暗い背景の中に光に照らされたように描かれ、極端に際立っているわけはないのに、輝いて見えるのがすごく魅力的だなと思いました。

2.「糸杉」1889年6月

ここら辺の作品からはゴッホが、独自の手法を編み出したように感じました。この糸杉の迫力がまるで炎のように見え、強い生命エネルギーを放っているように感じました。そして空も雲も渦を巻くように描かれているのも強いエネルギーを出しているように見えました。
1番感動した作品です。

3.「薔薇」1890年5月

この作品は展示内の最後を飾っていた作品でした。療養所で暮らした時に描いた作品です。
優しい緑色を背景に描かれたこの白い薔薇は穏やかな気持ちで描いた作品なのかなと感じました。
1枚目や二枚目のやつと比べてもかなり明るく、優しい線のように感じました。しかしよくよく近寄って眺めると、所々濃い色の線で花や葉が縁取られているところが、やはり生命のエネルギーのわずかな強さを私は感じました。
それと若干ピンク色だなと思っていたら 
やはりこの白い薔薇、実はピンク色だったらしく時間とともに退色して白くなったらしいです。
とにかく感動した作品たちでした。

最後にスヌーピーゴッホがコラボしていたので可愛くてそれも買っちゃいました!暗いところで撮ったので暗くなってしまった、、笑
めっちゃかわいい、、、

来年はもっといろんな作品を見に行けたらいいなと思いました!
もっとたくさん見てたくさん何かを感じ取れたら良いなあ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!